coffee_tanaka’s blog

調布市深大寺東町にある自家焙煎珈琲豆屋『猫町珈琲研究所』の所員の田中コータが「自宅で飲むコーヒーが一番美味しい」をテーマに綴るコーヒーに関するあれやこれや。読んで頂いた方の自宅で飲む美味しいコーヒーのインスピレーションになると幸いです。

猫町珈琲研究所で使用しているペーパードリッパー~カリタ101,102編~』

今日は、カリタ101,102の特徴や使用して感じたことなどを書きました。

まず「カリタ101,102」の特徴は、
・ 小さな3つ穴
・リブ(溝)は下から上まである。
・豆を通った抽出液は、一度、ドリッパーの底で溜まり、その後に3つ穴から出ていく。

・味は、コーノをすっきりとするなら、コーノよりもスタンダードな味わい。

コクがあるというか、コーノよりも少しだけどっしりはする。クリアな味わいはコーノのほうがある。
101と102の違いは、大きさ。1~2杯用は101。3杯以上は、102で淹れてます。

淹れ方は、
・まず、お湯を全体にかけて、30~1分ほど、蒸らす。

・ 後は、「の」の字でリブ(溝)にお湯を当てないように、泡の土手を崩さないようにお湯を注ぐ。土手は、壊れないが、土手の下の方に回ったお湯が、リブに触れるのが見えたら、一度お湯を止める。

・真ん中が凹むまで待って、凹んだら、また中心からのの字て同じように注ぐ。

・それを目標の抽出量まで、300ccなら3分~3分半あたりで、150ccなら、2分半から3分あたりで。

気をつけることは、
・終始リブ(溝)には、お湯を当てないようにする。
・ 泡の土手を壊して、リブに泡を当てないようにする。(泡は、エグミの原因となるので、泡がリブにあたり、泡を抽出するのを避けるため。)

湯の温度を沸騰直後でなく、1,2回ポットに移し替えてすこし冷ましたもの(90度以下)で。そして、茶こしをすれば微粉が取れるので、なお抽出が楽になります。
あと、ある程度の湯量があったほうが3つの穴からきれいに落ちます。(なかなかきれいに3つの穴から落ちるのが難しい。)
お試しあれ!😀

美味しい珈琲で豊かな人生を!😀